シーズン1使用構築 ミミッキュテテフ【サンムーンシングル】

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初めに

7世代最初のシーズン1では、考慮することの難しい「Zワザ」によって行動保証を掛けるのが困難な環境となり、また初手から不利対面を取った場合に交代して受けるディスアドバンテージが6世代よりもゲームの勝敗を大きく左右すると感じた。そのため初手で行動保証の掛かるミミッキュを選出することを軸に構築を組んだ。また構築の軸となる崩しとして、有利対面から裏読みをせずとも高火力を押し付けてサイクル負荷を掛ける事が出来る「こだわりメガネ」を持ったカプ・テテフを採用し、構築全体を調整した。

 

構築詳細

f:id:jet_poke:20170117110340p:plain f:id:jet_poke:20170117110633p:plainミミッキュ

技:シャドークロー かげうち おにび じゃれつく
持ち物:ゴーストZ
特性:ばけのかわ
実数値:131-156-100-*-125-148

構築の軸。多くの試合で初手に出せるよう起点回避技の「おにび」、及び対面性能の向上と掛けられる負荷を増やす「ゴーストZ」を持たせた。

 

f:id:jet_poke:20170117110247p:plainf:id:jet_poke:20170117112630p:plainカプ・テテフ

技:サイコキネシス サイコショック 10まんボルト ムーンフォース
持ち物:こだわりメガネ
特性:サイコメイカー
実数値:171-*-96-179-151-125

ポリゴン2入りや、鋼タイプが複数入っていない構築への崩しの駒。
Dに厚く調整しているため、特殊への後出しをしながらサイクル負荷を掛けることができる。
調整に関してはSを最速テッカグヤ抜きまで上げてCを最低限確保し、できるだけD方面に厚くできるようにした。

 

f:id:jet_poke:20170117113505p:plainf:id:jet_poke:20170117110632p:plainボーマンダ

技:すてみタックル じしん だいもんじ りゅうせいぐん
持ち物:ボーマンダナイト
特性:いかく→スカイスキン
実数値:181-187-150-140-99-189(メガシンカ後)

鋼タイプのメガシンカであるルカリオハッサムや、相手のジバコイルボーマンダの並びに比較的強く出られる最速両刀ボーマンダを採用。メガルカリオを乱数1発で倒せたり、テッカグヤへのダメージ量が変わったりするため、「かえんほうしゃ」ではなく「だいもんじ」を採用した。H-Bラインは選出ルートを増やすために、A227「こおりのキバ」を耐えるところまで伸ばしている。

 

f:id:jet_poke:20170117110244p:plainf:id:jet_poke:20170117110634p:plainデンジュモク

技:10まんボルト エナジーボール ほたるび みがわり
持ち物:シュカのみ
特性:ビーストブースト
実数値:177-*-92-213-114-125

テッカグヤ入りやポリゴン2入りに選出できる崩しの駒その2。
その2匹のポケモンに後出しする際耐久がほしいと感じる場面が多かったため、調整が耐久ベースになっている。「みがわり」が無振りポリゴン2の「れいとうビーム」やテッカグヤの「かえんほうしゃ」を高乱数で耐えるところまで耐久に振っている。持ち物に関しては偶発的な地面タイプとの対面で動ける「シュカのみ」を持たせたが、役立つ場面は想定したほど多くなかったので持ち物・配分に関しては非常に検討の余地があったと思う。

 

f:id:jet_poke:20170117115716p:plainf:id:jet_poke:20170117110643p:plainガブリアス

技:じしん げきりん ストーンエッジ ほのおのキバ
持ち物:こだわりスカーフ
特性:さめはだ
実数値:183-182-116-*-105-169

地面タイプとしての採用であり、構築単位で辛いデンジュモクポリゴンZに対して上から動ける駒として「こだわりスカーフ」を持ったガブリアスを採用した。またサブウエポンとしては、浮いているポケモン+フェアリーにある程度打点のある「ストーンエッジ」を採用した。

 

f:id:jet_poke:20170117110317p:plainf:id:jet_poke:20170117110638p:plainテッカグヤ

技:ヘビーボンバー かえんほうしゃ くさむすび どくどく
持ち物:ゴツゴツメット
特性:ビーストブースト
実数値:203-122-170-128-122-72

相手の物理積みアタッカーへのストッパー・およびスリップによるダメージ稼ぎを狙う鋼タイプとしてテッカグヤを採用。メインウエポンの「へビーボンバー」、鋼に打つ「かえんほうしゃ」、ギャラドスドサイドンに打てる「くさむすび」を採用し、残り1つは耐久崩しとサイクル時の炎タイプへの負荷を考えて「どくどく」を採用した。 

 

選出例

相手の並びによってかなり柔軟に選出を変えなくてはいけないシビアなPTであったが、選出パターンの1例を載せておく。

・ガルーラ/ガブリアス/カプコケコ/テッカグヤ@2

ミミッキュ/テッカグヤ/カプ・テテフ など

相手のPTにパルシェンがいて、自分相手どちらかにテテフを選出された際、テッカグヤのHP管理を怠ると負けてしまうため、ガブリアスを選出しパルシェンの処理にサイコフィールドを効果的に使う選出を行うこともあった。また、崩しとしてカプ・テテフではなくデンジュモクを選出していた時も相手の並び次第ではあった。この選出では相手のテッカグヤが重いため鬼火→カグヤバック→テテフバック10万の三角交代サイクルを行うことが多かった。自分のテッカグヤと相手のカプ・コケコが対面した場合は、カプ・テテフを後投げし、一貫する技で負荷を掛けていくことも多かった。

 

ボーマンダ/マンムー@4

ミミッキュ/ボーマンダ/デンジュモク, ボーマンダ/テッカグヤ/カプ・テテフ など

相手のボーマンダを最も迅速に処理できるのがこちらのボーマンダであり、相手の選出をある程度把握した後でデンジュモクでサイクル破壊又は削り、こちらのボーマンダを一貫させる。ミミッキュの仕事が少なそうであったり、初手ボーマンダ+テッカグヤが安定する場合はボーマンダから入った試合もありこれも柔軟に対応。

 

キュウコン/ギャラドス/デンジュモク(ポリゴンZ)

→カプテテフ(デンジュモク)/ガブリアス/テッカグヤ など

初手で壁役相手に負荷を掛けながら、出てきたポケモンに対してカプ・テテフの負荷+テッカグヤで壁ターンを切らせるように立ち回る。

 

選出をどのようにしていたかを記した方が立ち回りがわかりやすいかと思ったのですが、相手のポケモンの組み合わせでかなり臨機応変な対応をしていたため、伝わりにくいかもしれません。申し訳ないです。

 

戦績

◯最高レート 2062/最終レート 1933 (使用者 ジェット)
細部は異なるが同じ構築を使ってくれた2人
◯最高レート 2197/最終レート 2057 (使用者 ショコラ)

記事リンク:【SMシーズン1使用構築】最高2197最終2057~ミミッキュテテフ~ - ショコラのポケモンは甘くない

◯最高レート 2147/最終レート 2035 (使用者 Adams)

記事リンク:S1使用構築(借り物) - ガラクタ構築製造所

 

最後に

この構築を組むに際し、力を貸してくださった方々に大変感謝しています。
・ゼロから構築を一緒に考え、最後まで使用してくれたショコラさん。
・この構築を使用して下さったAdamsさん。
・いつも一緒にポケモンをしてくれた黛さん。
本当にありがとうございました。

自分はプレイヤーとしてはまだまだ未熟でしたね〜。弱すぎ。
一緒に頑張ってる人は伸ばして行けてたのに...。毎シーズン反省してんなこいつ...。

来期はWCSやろうと思ってるのでシングルはやりませんのでしばらく更新はありません(たぶん)。ここまで読んでくださりありがとうございました。