シーズン3使用構築 ダブルUB入りランドカビゲン【サンムーンシングル】最高2098
QRレンタルチーム→https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/BT-47E5-BD99
初めに
シーズン2終了後からリザードン(XもYも含む)がかなり増加することを予測し、ステルスロックと組み合わせることで広い範囲を見ることができるメガゲンガーを軸に構築を組むことを決めた。メガゲンガーを使う上で対処しにくいミミッキュや「こだわりスカーフ」を持ったポケモンに対応できる駒を探していたところ、前期2200に到達したシータさんの構築(http://shita105.blog.fc2.com/blog-entry-134.html?sp)に採用されていたカビゴンが非常にマッチしていると考え、ステロ撒きの中でリザードンに対面で動ける慎重HDランドロスを採用して「ランドカビゲン」を軸にしたPTを構築した。またシーズンが進むに従って増えたポケモンに対して、勝ちやすいように裏のポケモンを決定した。
構築詳細
ゲンガー
技:たたりめ ヘドロウェーブ さいみんじゅつ こごえるかぜ
持ち物:ゲンガナイト
特性:呪われボディ→かげふみ
実数値:135-*-101-222-115-200
構築の軸。構築単位で見れない相手を無くす「さいみんじゅつ」、後半数を増やしたメガボーマンダ入りに安定した選出パターンを作る「こごえるかぜ」を採用した。構築を組んでいくうちに、裏のポケモンで環境に多いPTにどれだけ「さいみんじゅつ」に依存しないように組むかが勝率と関わっていると感じたため、数が少ないorPT単位できつい並びにはメガゲンガーを選出し、「さいみんじゅつ」を当てて勝ちを拾ってもらうことも少なくなかった。

ランドロス
技:じしん がんせきふうじ とんぼがえり ステルスロック
持ち物:オボンのみ
特性:いかく
実数値:196-166-111-*-143-113
D:臆病メガリザードンYの晴れ下「オーバーヒート」耐え
S:1段階下降最速ガブリアス抜き
前期結果を出した慎重ランドロスであるが、持ち物の発動機会を増やすために「オボンのみ」を持たせた。

カビゴン
技:ヘビーボンバー あくび ふきとばし リサイクル
持ち物:イアのみ
特性:くいしんぼう
実数値:264-133-128-*-131-51
メガゲンガーが対面から勝てないミミッキュや「こだわりスカーフ」持ちのポケモンにあと投げから展開可能なわんぱくカビゴン。Hを4nにしてHBに出来るだけ振ることでミミッキュの+2のZ「じゃれつく」を耐える可能性を上げている。環境的には「つるぎのまい」を覚えたミミッキュは「ゴーストZ」であることが多かったことがこのポケモンの追い風だった。

ロトム(ウォッシュ)
技:10まんボルト ハイドロポンプ どくどく めざめるパワー氷
持ち物:たつじんのおび
特性:ふゆう
実数値:141-*-127-167-128-127
C:171-110メガボーマンダをめざめるパワー氷で93.8%
D:ダウンロード対策
S:最速テッカグヤ+3
環境に増えたテッカグヤ+カバルドンの並びや、終盤に増えたグライオン入りに対して強く出られることを考えて採用した。「どくどく」は催眠術での突破が難しい指数受けの崩しを担い、「たたりめ」との相性も良い技だった。

カミツルギ
技:リーフブレード せいなるつるぎ つじぎり つるぎのまい
持ち物:アクZ
特性:ビーストブースト
実数値:159-176-151-*-59-177
D:C200サイコフィールド下カプ・テテフのサイコキネシス耐え
※A個体値21、臆病個体
ビーストブーストでSが上がるカミツルギ。火力は「つるぎのまい」前提であるが、コケコランドグロスリザテテフミミッキュなどの序盤増えた並びや、ギャラドス入り、メガゲンガー・ゲッコウガ・「こだわりスカーフ」持ちによってカミツルギを止めるPTにはめっぽう強くEasyWinを呼び込んでくれた。ミミッキュのZ「シャドークロー」が半分程度しか入らないため、ミミッキュに止められないのも評価ポイントだった。ただ、終盤はテッカグヤやボーマンダの増加から少し刺さらない環境になったのは失敗だった。

デンジュモク
技:10まんボルト エナジーボール ほたるび みがわり
持ち物:デンキZ
特性:ビーストブースト
実数値:187-*-94-220-96-125
B:A197地震最高乱数切り耐え
C:C+3Z「10まんボルト」でH振りメガフシギバナを1発程度
D:C200サイコフィールド下カプ・テテフのサイコキネシス最高乱数切り耐え
S:最速テッカグヤ抜き
ポリゴン2やテッカグヤなど、指数受けの入った並びや、低速サイクル系を破壊する身代わりデンジュモク。有利対面身代わり→蛍火で多くのサイクルを破壊でき、選出した試合は非常に活躍できるポケモンだった。また、構築単位できついハッサムやクチート入りにも選出した。しかし終盤のグライオンの増加が向かい風だった。
選出例
相手のPTを見た際にすぐに選出が決まるPTで、非常に選出はやりやすかった。
〇基本選出
〇ボーマンダ入り
→ゲンガーを選出、サイクル質が強いならロトム・デンジュモク+ゲンガー+クッションの選出を行う。
〇テッカグヤ入り
→ロトム・デンジュモクを出す余裕がない場合は、ゲンガーでのあくびor催眠突破が確定。ポリゴン2は頑張れば催眠突破できるが、HDだったらほぼ負け。
〇ミミッキュ・(こだわりスカーフ)カプ・テテフ・ゲッコウガ入り
→カビゴンの選出が強要。
〇ギャラドス入り
→挑発の可能性が高いためカミツルギ。
→ゲンガーの選出が確定、ランドロスを大切にできない場合ルカリオは催眠術が確定。しんくうはを切るならカミツルギで先に展開でも良いが、格闘相手に先に展開するのは非常に難しい。
→デンジュモクを絡められないとかなり不利。
戦績
◯最高レート 2098/最終レート 2043 (使用者 ジェット)
構築共有していたくりぷとんさんの結果を以下に示す。
◯最高レート 2136/最終レート 2101 (使用者 くりぷとん)
記事リンク:S3使用構築 臆病カミツルギ入りランドカビゲン 最高2136 - 楽しんでポケモンしよう
最後に
自分としてはもう少し上に行きたかったですが、最終盤の環境読みが外れ、少し環境的にきついポケモンが増えてしまったのは失敗だったと思います。
今期はメンタル面やプレイングが脆く、自分自身がまだまだ弱いなと感じることが非常に多かったです。
この構築を組むに際し
・草案から構築を一緒に考え、最後まで使用してくれたくりぷとんさん。
・最終日まで一緒にポケモンをしてくれた黛さん、Adamsさん、ショコラさん。
本当にありがとうございました。